今年の踊りのお稽古始めは、二月のお座敷付けの《藪の鶯》を付けていただきました(^-^)
これは長唄の《五郎時致》雨の五郎とも言われますが、この一部なんです!!曽我兄弟の弟を唄った曲です!曽我物は色々ありますね!先日、演奏した《娘七草》もそうです!今お三味線で五郎を一段お稽古して頂いています♪
一段、唄を書かせて頂きますね(^u^)
本調子
~さる程に、曽我の五郎時致は、具不戴天の父の仇、討たんずものとたゆみなき、弥猛心(やたけごころ)も春雨に、濡れて廓の化粧坂(けわいざか)、名うてと聞きし少将の【出合方】~雨の降る夜も雪の日も、通い通いて大磯や【合】~廓(さと)の諸分のほだされ易く、誰に一筆雁傳て~野暮な口舌を返す書~粋(すい)な手管につい乗せられて~浮気な酒によいの月【合】晴れてよかろか晴れぬがよいか【合】兎角霞むが春の癖~いで、オオそれよ、我も亦【合】何時か晴らさん父の仇、十八年の天津風、いま吹き返す念力に、のがさじ遣らじと勇猛血気、その有様は牡丹花(ぼたんか)に、翼ひらめく胡蝶の如く【合】勇ましくもまた健気なり
二上り(調子が変わります)
~藪の鶯気ままに啼いて【合】羨ましさの庭の梅【合】あれそよそよと春風が、浮名な立たせに吹き送る、堤の菫鷺草は【合】露の情けに濡れた同士、色と恋との實くらべ、實浮いた仲の町、よしやよし【合】考勇無双の勲は、現人神と末の代も恐れ崇めて今年また、花のお江戸の浅草に【合】開帳あるぞ賑はしき
藪の鶯と言われるのは二上りになった所から、≪よしやよし≫までの所を言います。梅が出てくるから二月なのかなぁ?同時期に有名な『梅は咲いたか』も踊られます。こちらは、櫻が入るので三月いっぱい使えます!藪の鶯は二月いっぱい位でしょうか!
【合】というところはお三味線の合方が入るところです。
また、唄に『胡蝶の如く』とありますが、舞踊や歌舞伎でも曽我物たくさんありますが、五郎の衣装には蝶が描かれているんですよ!舞妓さんの4月の花簪は櫻ですが、他に銀の大きな蝶の簪があります、これは五郎蝶と言われるそうです!
余談ですが、私の好きな唄の部分は本調子後半の≪その有様は牡丹花に翼ひらめく胡蝶の如く、勇ましくも健気なり≫
五郎は荒事、兄・十郎は和事で舞台のこしらえが全く違います。二枚目の十郎、勇ましい五郎と私の持っている歌舞伎の本に書いてありました(笑)
見た目では勇ましく、豪快な印象だけを感じてしまうけど…
≪その有様は勇ましくも健気なり≫を聞くと、実は優しく素直ゆえに…と感じられます。
素人なりの解釈ですので、参考までに!
こんな風に自分なりに解釈して理解するとお稽古がもっと楽しくなります。
ここはこう言う事を唄っているから、お三味線の弾き方でこう表現してるから、こんな風に弾きたい、打ちたい、踊りたい!などとイメージがもてます!
写真は梅つながりで(;一_一)
今、若手芸妓衆で流行っています!お座敷のかばんに入っていて、移動中などに一つ口に!口をさっぱりさせたい時や、お酒がはかいかない時に口に入れるとスッキリして気分転換にもなり、今年の稼ぎ時(笑)助かりました(*^_^*)

オインゴ 2010.01.29(金) 13:44 修正
その梅はチャック付で食べやすいですね!
ですが、ちょっと苦手でした。
セブンイレブンで売ってる、種無しほし梅
最高ですよ!
ぜひ!ぜひ!
はかいかない!という言葉!いいですね~